スピーチライターの近藤圭太です。
以下昨日書いた、Twitterの内容。
「見識」という言葉をテーマにつぶやいてみた。
文章を書くのが苦手でも「見識」の高い人は世の中にたくさんいる。スピーチライターを利用したとしても、見識の高い人は人の心を掴むことができる。➡【見識】物事を深く見通し、本質をとらえる、すぐれた判断力。ある物事に対する確かな考えや意見。識見(出典 デジタル大辞泉) #スピーチライター
— スピーチライター近藤圭太 (@keitakondo) September 20, 2016
いくらすぐれた文章センスを持ったスピーチライターが力を貸したとしても、話す人自身がしっかりした見識を持っていないと、本当の意味でスピーチが成功することはない。たとえその場は美辞麗句を用いて歓心を得たとしても、その後の言動が矛盾していれば墓穴を掘ることになる。 #スピーチライター
— スピーチライター近藤圭太 (@keitakondo) September 20, 2016
見識の高いクライアントは提案した文章に関しても、しっかりとした意見を返し、こちらの忠告にも耳を傾ける素直さを持っている。そして、ここぞという時には速やかに決断し、あとは練習に専念するというメリハリのよさを持ち合わせている。 #スピーチライター
— スピーチライター近藤圭太 (@keitakondo) September 20, 2016
すぐれた見識を持った社会のリーダーに、「新鮮な切り口の言葉」を提供するのがスピーチライターの役目である。いくら包丁さばきがうまくても、「素材」といえるクライアントの見識がなければ、オーバーアクションなパフォーマンスと受け止められるのは自明の理である。 #スピーチライター
— スピーチライター近藤圭太 (@keitakondo) September 20, 2016
今回見識という言葉を「発見」したわけであるが、自分が数年来考えていたことを言い当てることができて非常に嬉しく思っている。
例えスピーチライターを使ったとしても、「自らの言葉」としての説得力を持つことは可能である。
今までよく「決断は誰人も代行できない。スピーチライターは、クライアントの最良の決断を行う後押しをする役目である」このようなことを書いてきた。
ただその「決断」を行うためには、普段からありとあらゆる方向で物事を考え、必然性のある答えを導き出していくためのプロセスが必要である。「見識」という言葉は今いった事柄を要約するのに最適な言葉ではないかと思う。