スピーチライターの近藤圭太です。
以下昨日書いた、Twitterの内容。
タモリさんは非常に博識でオタク的な側面も持っている人だが、場の空気を読み違えることをほとんどしない話の名人である。スピーチをする人が聞き手との距離感を計る上で、タモリさんの姿はとても参考になるのではないだろうか。自分の知識や美しい言葉に酔うのはアウトである。 #スピーチライター
— スピーチライター近藤圭太 (@keitakondo) September 20, 2016
「空気の読めるオタク」というと矛盾した表現に感じられるかも知れないが、「文武両道」と同じく、一つの完成した人格として評価を受ける存在といえるのではないだろうか。
世の中に影響を与える言葉を生み出すのは、クライアントがそれまで歩んできた人生に裏付けられた見識である。スピーチライター自身が「世界を変える」などとは不遜の極み。そのような主張を駆逐しない限り、スピーチライターが本当の意味で世間に認められることはないであろう。 #スピーチライター
— スピーチライター近藤圭太 (@keitakondo) September 21, 2016
年を取るごとに「丸くなる」のが人の常かも知れないが、近藤の場合には加速度的に先鋭化していると実感する。
「スピーチライター」という職業のメディアにおける取り上げられ方は、私の許容範囲をはるかに超える程「お花畑」であり、強烈な違和感を感じてならない。私のこの感性が「ずれている」のか、「正しい認識」なのか、今後自らのビジョンを明らかにし、その上で「目の前の実務」に取り組む中で答えを出してまいりたい。